「メカトロニクス(Mechatronics)」は、機械工学(Mechanics)と電子工学(Electronics)を合成した和製英語が世界で使われるようになった日本発の用語である。

 ロボット、自動車(ハイブリッドカー)、工作機器、家電製品などの知能化された機械であるメカトロニクス製品は、機械要素を組み合わせるだけでなく、センサやアクチュエータの組み込み、メカニズム(機械伝達機構)、信号処理、人工知能による学習、モータ制御、 IoTにおけるセキュリティ対策など、システム化することにより複雑で賢い動作を実現していて、これらを支える技術がメカトロニクスである。つまり、メカトロニクスは、機械工学、機構学、電気電子工学、計測工学、情報工学、制御工学などを総合した複合的な学問である。

 本授業では、メカトロニクスの要素技術である、電子回路、センサシステム、アクチュエータ、メカニズム、制御工学、ディープラーニングについて、それぞれの学問の基礎的知識とそれらの統合化技術を修得する。