高校物理の「電気と磁気」で学習した電磁気現象は様々な電気電子設備、装置及びデバイスに利用されてきた。電磁気学では、クーロンの法則からマクスウエルの方程式に至る電気磁気学の理論体系を学習することにより、専門科目を学習するための基礎的な知識、問題解決力を修得することを目的とする。中学、高校で学んだ基礎的な数学、ベクトル、微分積分等の数学に関する授業を事前に必ず取得し十分理解した後に本講義を受講する。中学レベルの数学や高校の物理程度の知識、微分積分の計算力がない学生が単位取得することは極めて困難である。