プログラムを設計する観点から数々のアルゴリズムについて概説し,目的に合ったアルゴリズムとデータ構造の構築方法を学ぶ.
講義ではアルゴリズムの評価指標としての計算量についての概念を学んだ後に,リスト,ツリーなどの基本的なデータ構造とその操作アルゴリズムについて学ぶ.
また,それらのアルゴリズムの計算量がどの程度のものであるかを学ぶ.
計算機の中で問題を表現する手段として用いられるグラフの概念とグラフ上での探索アルゴリズムとその応用について学ぶ.
あわせて,再帰呼び出し,分割統治法などのアルゴリズムの設計方法と解析方法について理解する.
最後に,人工知能に関するアルゴリズムを理解し,その性質を利用したプログラミング技術について学ぶ.