アナログ回路では、オペアンプを用いた増幅回路の設計方法、バイポーラトランジスタ、MOSトランジスタを用いた増幅回路の設計法、および、負帰還を利用した回路の設計法について詳しく授業する。

 オペアンプやトランジスタを用いて電子回路を設計するためには、オペアンプやトランジスタの基本的な性質をいくつか理解しておけばよく、あとは論理的に回路を構成するだけである。また,負帰還は安定して動作するアナログ回路には必須のものである。本科目では,これらのアナログ電子回路の基本的な要素を学習することにより、さらに高度な回路を理解し設計出来るようになるための基礎的な力をつけることを目的とする。