不安定な力のつり合いである座屈現象について説明し,変形状態での釣合いより「たわみ」の微分方程式を導き,その解より限界荷重を求める方法を解説する.次に応力の成分について説明し,これまで学んだ単軸応力状態から二軸応力状態への拡張を行う.さらに任意の面に作用する応力を求める方法を説明する.最後にひずみエネルギーの考え方を導入し,これに関する重要な定理である相反定理,カスティリアノの定理を利用して部材の変位を求める方法を理解してもらう.
- Teacher: 楠川 量啓
不安定な力のつり合いである座屈現象について説明し,変形状態での釣合いより「たわみ」の微分方程式を導き,その解より限界荷重を求める方法を解説する.次に応力の成分について説明し,これまで学んだ単軸応力状態から二軸応力状態への拡張を行う.さらに任意の面に作用する応力を求める方法を説明する.最後にひずみエネルギーの考え方を導入し,これに関する重要な定理である相反定理,カスティリアノの定理を利用して部材の変位を求める方法を理解してもらう.