態度(モノ、人、考え方、などに対する好き嫌い)は社会心理学の歴史において最も精力的に研究されてきた研究テーマの一つである。態度がどのように形成・維持されるのか、どのように行動に影響するのかといった基礎的な問いから、他者を効率的に説得するにはどうしたらよいかや、偏見や差別などの実社会において重要な問題まで多くの研究の蓄積がある。本講義ではこのような態度研究を通し、社会心理学の中心的テーマである「態度」について学ぶ。